完璧主義の人に。ストレスの原因と解決策3つをワーク付きで解説!

『ものさし』を意識的に変えればストレスフリーに!

「今日もこれが出来なかった。。」

「目標を立てても続かない、、」

そんなふうに自己否定ばかりをしてしまって毎日疲れていませんか?

実はこのストレス、みなさんが無意識的に自分に対して使っている3つのものさしが原因だったんです。この文章を読んで、無意識に使っていたものさしを投げ捨ててあたらしいものさしに変えてみてください!きっと自分に対しても周りの人に対してもストレスなく接する事が出来るようになります。

この記事では完璧主義の人にストレスの原因と解決策をワーク付きで具体的に解説いたします!

皆さんの生活が少しでも気持ちが楽になり楽しいものになってくれれば幸いです。 


今から解説する完璧主義を捨ててストレスを軽減する方法3点

  •  減点主義から加点主義に変えてストレス軽減!
  •  結果主義から行動主義に変えてストレス軽減!
  •  成功主義から成長主義に変えてストレス軽減!

ストレスを感じる完璧主義の特徴

まず、完璧主義とは何でしょうか?

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用が下記になります。

完璧主義(かんぺきしゅぎ、英: Perfectionism)とは心理学においては、万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと

「過度に高い目標基準」「自分に厳しい自己評価」「他人からの評価」等の言葉があります。

これを見ただけでもストレスを感じそうな性格である事がわかります、、

上記の完璧主義の定義に即して、ストレスを感じる完璧主義の特徴と解決策を具体的に提示します。

ぜひ、ワークをやってみて気持ちを楽して自分を好きになってください!

ここからはストレスに感じる完璧主義について『減点主義』『結果主義』『成功主義』の3つの観点から原因についてお話します。


ストレスになる減点主義

減点主義とは、「ミスや問題があれば満点から減算していく」評価方法の事を言います。

例えば試験勉強で、100点を目指して勉強をしたが結果は80点だったとします。この時に100点という満点に対して20点も届かなかった、と考えるのが減点主義です。


日常生活での減点主義のストレス

日常生活の中でもこの減点主義で自分を評価してしまっていないでしょうか・・??

「高い目標に対して未達だった。」「本を読もうと思っていたのに、少しだけ本を読んでダラダラしてしまった。」「部屋の掃除を少しだけやってすぐにやめた、、」等です。


ストレスになる結果主義

結果主義とは、「行動を行ったか否かではなく、結果が出たかどうか判断する」評価方法の事を言います。

例えば試験勉強で、100点を目指して勉強をしたが結果は80点だったとします。その時に自分が行った『勉強をした』という行動ではなく、80点だった、という結果にのみ着目して自分を評価するのが結果主義になります。


日常生活での結果主義のストレス

「準備を徹底して商談に望んだけれども失注になった。」「お客様の為になると思った事があまりならなかった、」等です。


ストレスになる成功主義

成功の定義はたくさんありますが、ここでは、下記の定義にて議論を進めていきます。

「物事をうまく成し遂げて、社会的地位や名声などを得ること。」

すなわち、ここでの成功主義とは結果を出して、他人の評価される事です。

「周りの人に認めてもらえる結果をだした事だけ評価する」評価方法の事を言います。

例えば試験勉強で、100点を目指して勉強をしたが結果は80点だったとします。結果的に、担任の先生や友達、親が80点の結果を認めてくれるかどうかで自分を評価してしまう事です。


日常生活での成功主義のストレス

日常生活では、「お客様が喜んでくれると思って、準備して行った事に対してあまり喜んでくれなかった、、」「自分としては頑張ったのに、上司が認めてくれなかった」等です。


なぜ完璧主義はストレスを感じるか?

ここまで『減点主義』『結果主義』『成功主義』という3つの観点から、ストレスを感じる完璧主義についてまとめてみました。なぜ完璧主義は』ストレスを感じるか?

それは、自分が影響を与える事が出来ない事に着目している事が多いからです。

ここからはストレスの軽減の方法について、具体的なワークも合わせて解説していきます。


完璧主義のストレス軽減方法

まず、皆さまに言いたい事があります。

「完璧主義をなくす事やストレスをなくす事に完璧」であろうとしないでください!ww

これからのワークを行なう目的は『ストレスを軽減して楽になり、自分の事を好きになる』事です。

このワークで完璧にストレスがなくならない事にストレスを感じていては本末転倒になるので、「今の状態よりも少しでも自分の事を好きになれたら100点!」と思ってください!

では行きましょう!ワークを実行して自分を褒めて自分を好きになってください!


加点主義でストレスをなくす!

減点主義とは、「ミスや問題があれば満点から減算していく」評価方法の事を言いました。

それに対して加点主義とは、「意欲的な姿勢や優れた成果に注目して点数を加算していく。」事です。

例えば試験勉強で、100点を目指して勉強をしたが結果は80点だったとします。減点主義では、100点に及ばなかった20点に着目しました。しかし、勉強しなかった時の試験の点数が20点だったとします。そうすると、『100点を取る!』という目標を設定した事によって、60点もの加点があった事になります。そこに着目して自分を褒めて好きになっていきます!


加点主義を実行する為のワーク

ここでは『上司に社内の仕事の進め方に提言をしてが、結局従来の進め方が継続された』場面を想定してみます。


①自分の中の100点を言語化する。

日本人は基本的に無意識のうちに自分を減点しています。まずは自分がどんな状態から自分を減点しているか言語化して見ましょう。例えば、『上司に自分の提案が受け入れられ、社内の仕事の進め方が改善する事』としてみます。多くの場合には、この100点の状態を言語化せずになんとなく、減点している場合が多いです。


②自分の中の0点を言語化する。

逆に自分の中での0点も言語化してみてください。

例えば、『社内の仕事の進め方に対して何も疑問を持たずに漫然と実行する事』としてみます。


③自分の行動によってよくなった事をあげてみる。

最後に自分の行動や心がけによって、加点になった事をあげてみてください。

例えば『上司に提言したが、最終的には従来の仕事の進め方を継続した』とします。ただそれによって加点した事はたくさんあるはずです。例えば『仕事の進め方について能動的に考え改善案を考案した事』『上司とのコミュニケーションの機会を作った事』等です。


行動主義でストレスをなくす!

結果主義とは、「行動を行ったか否かではなく、結果が出たかどうか判断する」評価方法の事を言いました。

それに対して行動主義とは、「結果が出たかどうかではなく行動をしたかどうか。」事です。

例えば試験勉強で、100点を目指して勉強をしたが結果は80点だったとします。結果主義では、100点に及ばなかったという結果に着目しました。行動主義の場合には『100点を取る』という目標を設定した事によって発生した行動に着目します。

例えば、100点と取る為にいつもは漫然と授業受けるところを、真剣に受講した。いつもはテレビを見て過ごすところと、勉強した等、目標を設定した事によって取った行動があるはずです。そこに着目して自分を褒めて好きになっていきます!


行動主義を実行する為のワーク

ここでは『上司に社内の仕事の進め方に提言をしてが、結局従来の進め方が継続された』場面を想定してみます。


①うまくいかなった結果が出なかった事を思い出す。

例えば『上司に社内の仕事の進め方に提言をしたが、結局従来の進め方が継続された』ですね!

多くの場合「無駄な事をしたな。。。」「失敗だったな。。。」「何がよくなかったんだろう。。。」と落ち込んでしまいそうな場面ですね。


②自分が行動した事をリストアップしてみる。

例えば、『上司に対して真剣な仕事に対する提言をする』行動を取った。『既存のやり方に対する完全作を能動的に考える』という行動を取った。等の「自分が行った行動」に着目して、自分を褒めて自分を好きになっていきます!


成長主義でストレスをなくす! 

成功主義とは、「周りの人に認めてもらえる結果をだした事だけ評価する」評価方法の事を言いました。それに対して成長主義とは、「意欲的な姿勢や優れた成果に注目して点数を加算していく。」事です。

例えば試験勉強で、100点を目指して勉強をしたが結果は80点だったとします。成功主義の場合、80点という結果に対して周りの人が認めてくれるかどうかが自分を評価する方法でした。

成長主義では。『この目標に対する挑戦によって自分がどれだけ成長できたか?』に着目します。例えば100点を取る為にテレビを我慢して勉強したとすると、ここでは「自己管理力」という力が成長しています。また100点を取る為の勉強計画を逆算して立てたとすると「逆算思考」という力が成長しています。わからない問題を先生に聞いたとすると「コミュニケーション能力」が成長しています。この各々の能力の成長は次の挑戦の時に必ず目標達成可能性を高めてくれます。


成長主義を実行する為のワーク

ここでは『上司に社内の仕事の進め方に提言をしてが、結局従来の進め方が継続された』場面を想定してみます。


①成功しなかった事をリストアップしてみる。

『上司に社内の仕事の進め方に提言をしてが、結局従来の進め方が継続された』ですね。


②成功はしなかったが(周りの人に認められなかったが、)成長した事をリストアップしてみる。

例えば、「上司に意見をする時に、そもそも従来の仕事の進め方を採用している理由は何か考えてみた」事によって「批判的に考える能力」が成長した。もしくは「正しく自分の思っている事を上司に伝える為に話す順序やタイミングを考える事」で「コミュニケーション能力」が成長した。「上司と意見交換をする事」で「上司との関係性の深さ」が成長した、等です。


完璧主義を捨ててストレスを軽減する方法まとめ

  1.  減点主義から加点主義に変えてストレス軽減!
  2.  結果主義から行動主義に変えてストレス軽減!
  3.  成功主義から成長主義に変えてストレス軽減!

でした。

そもどれも『自分が影響を与える事の出来る事』に着目する事が大切でした。

いかがだったでしょうか・・・??

自分が無意識のうちに持っているものさしを意識的に自分の事を好きになりやすいものさしに変える事はできたでしょうか・・・??

少しでも皆さまの役にやっていれば幸いです!


個人のセッションのご案内

筆者は、京都大学硬式野球部でマネージャー兼任で選手として4番打者として活躍。

その後IT系ベンチャー企業にて営業でMVPも獲得しました。

コーチングとしては、原田メソッドやアドラー心理学を応用して、京都大学合格者1人・北海道大学合格者1人を輩出しています。

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